セルフ脱毛サロンやクリニックを選ぶときの判断材料として、「どのくらい通えば効果が出るのか?」という事が一つあると思います。
希望の脱毛箇所にもよりますが、なるべく早く効果を出したいのは誰でも一緒だと思います。
毛が1本も生えてこないことを脱毛完了と考えるとすると、残念ながら脱毛は完了しないということになります。
理由は後程詳しく記載しますが、FDA(アメリカ食品医薬品局)が定めた永久脱毛の定義は「一定の脱毛施術を行った後に再発毛する本数が、長期間において減少し、その状態が長期間にわたって維持されること」です。
また、AEA(米国電気脱毛協会)の定めた永久脱毛の定義では「最終脱毛をしてから1カ月後の毛の再生率が20%以下であれば永久脱毛と認める」となっています。
上記をゴールとする場合、どのマシンを選ぶかでセルフ脱毛サロンやクリニックを選ぶのが脱毛効果を短期間で上げる近道となります。

永久脱毛とは何か?

セルフ脱毛と永久脱毛

永久脱毛は日本では定義がないので、アメリカの考え方に基づいて考えることになりますが、医療機関で医師免許を持った者しか施術を行えないことになっています。
セルフ脱毛サロンでは抑毛を目的とした照射出力までしか許可されておらず、医療機関であれば毛根部分にレーザー等の強いエネルギーを照射して発毛組織を破壊することができます。

医療機関では照射するエネルギーが強いため、回数だけで考えれば脱毛を早く終えることができます。
部位にもよりますが10回くらいが平均的です。(ひげやVIOなどは20回近くかかることもあります。)
しかし、毛周期に合わせて脱毛しなければいけないため、毎回施術の度に2~3カ月開けなければいけないので、2年~3年はかかるということになります。

私はひげを医療脱毛で3年かけて12回行いましたが、まだ毎日普通に髭剃りが必要な状態です。(ちなみに元々そこまでひげが濃いほうではありません。)
医療機関で脱毛しているにも関わらず、何度受けても脱毛が終わらないので、どのようなマシンが脱毛の効果を上げていくのか調べてみました。その内容をこの後解説していきます。

医療脱毛を選ぶメリットとは?

・少ない回数で脱毛ができる
・医師がいるのでトラブルが起こった場合ケアが可能

医療脱のデメリット

・痛みがとても強い
・強い出力で毛根まで照射するため、毛嚢炎や火傷、赤みなどのトラブルがおこる場合がある
・値段が高い
・黒いメラニン色素に反応するため、細く色素の薄い産毛などに反応しない

毛周期について

セルフ脱毛と毛周期

脱毛器の説明をする前に毛周期というものを知っておく必要があります。毛周期は画像のとおり大きく分けると「成長期」「退行期」「休止期」という3つのサイクルを繰り返します。
「成長期」の初期段階は毛母細胞の分裂が始まり皮膚の中で毛の成長が進んでいきます。その後毛母細胞がさらに活発に分裂し始め毛が成長していきます。皮膚の表面に毛として出ている状態です。
「退行期」では毛の成長が止まり抜けやすくなってきます。
最後に「休止期」に入ると、毛が抜け落ちて次に毛が成長を始めるまで待機するようになります。
ちなみに、この3つのサイクルは部位によって期間が変わってきます。

セルフ脱毛と毛周期2

医療脱毛のデメリットでもお伝えした通り、黒いメラニン色素に反応するレーザー脱毛は、現在成長期にある毛にに照射するのがベストですが、上記の画像の通り、毛は同じサイクルで生えているわけではなく、同じ部位でもバラバラで見分けることは困難です。
そのため、数カ月おきに脱毛する必要が出てきてしまいます。
そして、数カ月おきに脱毛したとしても、脱毛をする段階で休止期だった毛根があると、脱毛が終わったと思っても後から生えてきてしまうという結果になってしまいます。

セルフ脱毛サロンでは永久脱毛はできない?

医療機関のみ「永久脱毛」という言葉を使えることになっていますが、効果の高い脱毛はセルフ脱毛サロンでも可能です。
むしろ、永久脱毛と言って低レベルなマシンを使用し医療脱毛を行っているクリニックよりも、ハイレベルな脱毛器でより効果的な脱毛ができるセルフ脱毛サロンはあります。医療脱毛の場合、成長期でしっかり黒い毛にしかアプローチできませんが、セルフ脱毛サロンで使用している脱毛器の種類によって、うぶ毛なども脱毛できるものがあります。

早く脱毛できるのは一番いいことなのか?

もちろん早く脱毛が終わるに越したことはありません。しかし、痛みや肌への負担、費用などを総合的に考えてみると色々な事が見えてきます。
専門家に「いい脱毛という考え方について」伺ってみました。

医療脱毛は効果の実感が早いものの、脱毛時の痛みや肌へのダメージが強く、色素沈着や熱傷などのリスクも増加します。その点、エステの光脱毛であれば、医療脱毛に比べ回数は倍程度かかりますが安全に脱毛することが可能です。一方、一般的な光脱毛の場合、「痛みがない・肌へのダメージが少ない」「効果を実感できる」の両者を満足するのは困難です。“いい脱毛”とは、「痛みがない・肌へのダメージが少ない」「効果を実感できる」の両者を満足できる脱毛であることです。

倉敷芸術科学大学生命科学科 楢村友隆 准教授

と語られています。

LESELF24のセルフ脱毛とは?

大学との共同研究から生まれたLESELF24の脱毛器は医療脱毛と同程度の効果があるにも関わらず肌トラブルを起こしにくい画期的な脱毛方法です。
現在、その有用性について科学的評価が行われています。
LESELF24の脱毛器について詳しくは下記をご覧ください。

脱毛の回数についてのまとめ

脱毛の回数は医療脱毛だと10回前後、期間にすると2~3年かかります。
LESELF24では2週間に1回施術が可能なので、最短6か月で痛みも少なく肌にも優しい脱毛が可能。光フォト機能で美肌も目指すことができます。
早く綺麗に脱毛できるかはどのようなマシンを導入しているのかが重要になってきます。
ただ出力が高いだけの脱毛器を選ぶのではなく、脱毛したい部位や毛、自分の肌の種類に合った施術が出来る脱毛器を導入しているクリニックやサロンを選ぶことが重要です。